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コルシカ島の美しい村々:隠れた名所を巡る旅

地中海に浮かぶフランスの秘境、コルシカ島。壮大な自然と歴史が息づくこの島には、観光地化されていない美しい村々が点在しています。石造りの家々が並ぶ静かな村や、山々に抱かれた風光明媚な集落は、訪れる人々を魅了してやみません。ここでは、コルシカ島の隠れた名所ともいえる村々をご紹介します。

ピアナ(Piana):紅色の奇岩に囲まれた村

コルシカ島で最も美しい村の一つとされるピアナは、ユネスコ世界遺産にも登録されているカランシュ・ド・ピアナCalanche de Piana)の絶景に囲まれています。ピアナの特徴は、赤みがかった岩が幻想的な風景を作り出すこと。特に夕暮れ時には、空の色と相まってまるで別世界のような美しさを見せます。

村の中心部には、18世紀に建てられたサント=マリー教会(Église Sainte-Marie)があり、そのバロック様式の装飾が見どころです。村のカフェで地元のワインを味わいながら、のどかな時間を過ごすのもおすすめです。

サンタントニーノ(Sant’Antonino):コルシカの空中村

標高500メートルの丘の上に位置するサンタントニーノは、コルシカ島最古の村の一つであり、「空中村」とも呼ばれています。村の歴史は9世紀に遡り、狭い石畳の小道が迷路のように張り巡らされています。

この村の魅力は、何と言っても頂上からの絶景。視界いっぱいに広がるバラーニュ地方の美しい風景は圧巻です。周辺には、サン・ミケーレ教会(Église San Michele)や、かつて要塞として使われた古い建物が点在しており、村の歴史を感じることができます。

エヴィサ(Evisa):栗の森に囲まれた山岳の村

エヴィサは、標高850メートルに位置する山岳の村で、「栗の都」として知られています。コルシカ島は栗の栽培が盛んであり、特にこの地域では栗の粉を使った伝統料理が楽しめます。地元のパン屋では、栗粉を使ったパン「パン・カスタニャ」や、栗のクレープ「フィアドーネ」を味わうことができます。

村の周辺には豊かな森林が広がり、特にアイトーネの森(Forêt d’Aïtone)はハイキングに最適なスポットです。小川が流れ、野生のコルシカ島固有の豚(Porcu Nustrale)がのんびり歩く風景に出会えることも。

スペローネ(Sperone):海を臨む静かな楽園

コルシカ島の南端に位置するスペローネは、美しいビーチと透き通った海が魅力の村です。特に、プティ・スペローネ・ビーチ(Petit Sperone)とグラン・スペローネ・ビーチ(Grand Sperone)は、息をのむほど美しい隠れた名所です。どちらのビーチも白砂とエメラルドグリーンの海が広がり、まるでカリブ海のような雰囲気を楽しめます。

村の近くには、かつてジェノヴァ共和国が築いたボニファシオBonifacio)の町もあり、白い石灰岩の断崖絶壁に立つ歴史的な建物が訪れる人々を魅了します。

コルシカの村を巡るには車が最適

コルシカ島の美しい村々は公共交通機関では行きにくい場所にあるため、レンタカーの利用がおすすめです。島の雄大な風景を楽しみながら、自由に旅をすることができます。特に、ピアナやエヴィサなどの山岳地帯を訪れる際には、車があると便利です。

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