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地元民の私がこっそり教える、フィンランドのとっておき穴場スポット10選

こんにちは!私はフィンランド生まれ、フィンランド育ち。自然に囲まれて育ったおかげで、観光名所よりも静かで落ち着いた場所に心惹かれるタイプです。この記事では、私が大好きで何度も足を運んでいる、地元の人しかあまり知らない素敵な場所をご紹介したいと思います。

1. ハカニエミ市場ホール(Hakaniemi Market Hall)
ヘルシンキのハカニエミにあるこの市場は、私にとって日常の一部のような存在です。野菜、魚、チーズ、パン、手作りのクラフトなど、いつ行っても地元の暮らしの温かさを感じられる場所。私は2階にある小さなテキスタイルショップでよくスカーフを買っています。旅行者の皆さんにも、観光地とは違った本物のフィンランドの雰囲気をぜひ味わってほしいです。

2. ピュイニッキ展望塔(Pyynikki Observation Tower)
タンペレに遊びに行くと、必ず立ち寄るのがここ。展望塔から眺める湖と森の景色は息をのむほど。ですが、正直なところ私のお目当ては…ドーナツです(笑)。この塔のカフェで出されるドーナツは外はカリッ、中はふわっ。コーヒーと一緒に楽しむのが私の定番コースです。

3. フィスカルス村(Fiskars Village)
この村は私にとって癒しの場所。静かな森の中に点在するアーティストの工房を巡る時間がたまらなく好きなんです。陶器や木工、ガラス細工…見ているだけで心が穏やかになります。村のカフェで焼きたてのシナモンロールを食べながら、のんびり散歩するのが私の楽しみ方です。

4. コリ国立公園(Koli National Park)
ここはフィンランドの自然美を象徴する場所で、私の心のふるさとのような存在。頂上から眺めるパノラマビューは、どの季節でも感動します。私は紅葉の時期が特に好きで、ハイキングの途中に湖のほとりでサンドイッチを食べるのが、ちょっとした贅沢です。

5. ロフヤルヴィ湖(Lake Rofjärvi)
キャンプ好きの私は、この湖が大のお気に入り。人が少なく、聞こえるのは風と鳥のさえずりだけ。カヌーで静かな水面を進んでいくと、まるで時間が止まったような感覚になります。焚き火を囲んで語らう夜は、心の奥まで満たされます。

6. サピ島(Säppi Island)
この島に初めて行った時の感動は今でも忘れられません。灯台のある風景はとても絵になるし、運が良ければムフロンという野生動物にも出会えます。私はカメラを持って一日中歩き回って、気づけば数百枚も写真を撮ってしまいました。

7. ウテラ自然公園(Uutela Nature Park)
ヘルシンキに住んでいた頃、ストレスがたまると必ずここに来ていました。波の音と潮の香りが気持ちをリセットしてくれるんです。お気に入りのカフェ「カンペラ」では、自家製パンケーキが絶品で、よく友人と一緒に朝食に訪れていました。

8. アアヴァサクサ(Aavasaksa)
ラップランドの旅行中に立ち寄った場所で、真夜中の太陽を見たときは涙が出そうになりました。あの静けさと光の美しさは、写真では伝わらない特別な体験です。自然と向き合う時間の大切さを、改めて感じさせてくれた場所です。

9. ハメ城(Häme Castle)
子供の頃、家族と一緒に訪れた思い出の場所。中世のお城ってロマンがありますよね。今でも時々訪れては、あの頃の気持ちを思い出します。展示も充実していて、歴史好きの私にはたまらないスポットです。

10. タンフホヴィ(Tanhuhovi)
ここはちょっと大人の楽しみかもしれません。初めて行ったとき、地元の人たちが音楽に合わせて楽しそうに踊っているのを見て、思わず私もステップを踏んでしまいました(笑)。知らない人とも自然に笑い合える空気が、本当に温かいです。

こういった場所は、公共交通ではアクセスが不便なこともあるので、私はいつも車を借りて回っています。自分のペースでのんびり旅ができるのでおすすめです。ヘルシンキ空港から出発するなら、このリンクから簡単にレンタカー予約ができますよ。

フィンランドは観光地だけじゃなく、地元の人が日常的に楽しんでいる“本当の魅力”がいっぱい詰まった国です。もし次に訪れる機会があれば、ぜひこうした静かな素敵な場所にも足を運んでみてくださいね。

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