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ノルウェーのヴァイキング遺産を巡る旅:私が訪れた必見スポット

ノルウェーを旅すると、壮大なフィヨルドや美しいオーロラに心を奪われますが、私がどうしても外せなかったのがヴァイキングの遺産です。かつてこの地から海へと漕ぎ出したヴァイキングたちの冒険、文化、歴史を肌で感じたくて、いくつかの博物館や史跡を巡ってきました。今回は、私が実際に訪れて「これはすごい!」と感動したスポットを紹介します。

オスロのヴァイキング船博物館で本物の船を見る

ノルウェーに着いて最初に訪れたのが、ヴァイキング船博物館(Vikingskipshuset)。ここには、9世紀から10世紀にかけて作られたヴァイキング船が驚くほど良い状態で展示されていました。特に印象的だったのがオセベルグ号ゴクスタ号。オセベルグ号は、精巧な彫刻が施された美しい船で、まるで時代を超えてきた芸術品のようでした。

博物館では、ヴァイキングの生活や航海術についても詳しく学べるので、彼らがどのようにヨーロッパ各地を旅したのかをリアルに想像できました。もしオスロに行くなら、ここは絶対に立ち寄るべき場所だと思います。

ロフォーテン諸島のヴァイキング博物館で体験型観光

次に向かったのは、ノルウェー北部にある**ロフォーテン・ヴァイキング博物館**(Lofotr Viking Museum)。ここは普通の博物館とは違い、ヴァイキング時代の村を再現したような場所でした。

特にワクワクしたのが、復元されたヴァイキングの長屋(ロングハウス)。中に入ると、当時の人々の暮らしが再現されていて、まるでタイムスリップしたような感覚に。実際にヴァイキング風の衣装を着たり、伝統的な食事を体験できたりするので、大人でも思いっきり楽しめました。

そして、一番興奮したのが、ヴァイキング船のレプリカに乗っての航海体験!風を受けながら船を漕ぐと、「これがヴァイキングたちの旅だったのか…」と感慨深くなりました。

スタヴァンゲルの巨大な剣のモニュメント「スヴェルド・イ・フィエル」

次に訪れたのは、スタヴァンゲル近郊にある**スヴェルド・イ・フィエル**(Sverd i fjell)。ここは、**ハフルスフィヨルドの戦い(872年)**を記念して建てられた巨大な剣のモニュメントがある場所です。

3本の剣が岩に突き立てられた姿はまさに圧巻で、「こんなに迫力のある記念碑があるのか!」と驚きました。特に夕暮れ時に訪れると、フィヨルドの美しい風景と相まって神秘的な雰囲気に包まれます。歴史好きでなくても、このスポットはぜひ訪れてほしい場所です。

ボルグン・スターヴ教会:ヴァイキング建築の名残を感じる

ノルウェーを旅していて気づいたのは、ヴァイキングの影響が今も残る建築がたくさんあること。その中でも特に印象に残ったのが、ボルグン・スターヴ教会

この教会は1180年頃に建てられたもので、ヴァイキング船と同じ木造建築技術が使われています。屋根の装飾にはドラゴンが彫られていて、まるでヴァイキングの世界が続いているかのよう。まさに「ヴァイキング時代とキリスト教文化の融合」を象徴する建築でした。

ヴァイキング遺跡巡りにはレンタカーが必須!

実際にノルウェーを旅して感じたのは、「ヴァイキング関連のスポットは意外と離れた場所にある」ということ。オスロやスタヴァンゲルだけなら公共交通機関で移動できますが、ロフォーテン諸島の博物館やボルグン・スターヴ教会のような場所に行くにはレンタカーが圧倒的に便利です。

私はベルゲンからレンタカーを借りて旅をしたのですが、自由にスケジュールを組めるのが本当に快適でした。特にフィヨルドの絶景を楽しみながら移動できるのは、車ならではの魅力です。ノルウェーでヴァイキング遺産を巡るなら、**ベルゲン空港でレンタカーを予約**して旅をスタートさせるのがおすすめです!

ヴァイキングの歴史を肌で感じる旅へ

ノルウェーを旅してみて、ヴァイキングの文化が単なる歴史の一部ではなく、今もこの国のいたるところに息づいていることを実感しました。博物館で彼らの航海や生活を学び、復元された村で実際に体験し、壮大な自然の中で彼らの足跡を辿る—そんな旅は、まるでタイムスリップしたような気分にさせてくれました。

もしノルウェーを訪れるなら、ヴァイキングの遺産を巡る旅をぜひ計画してみてください。きっと、1000年前の冒険者たちの魂を感じられるはずです。

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